ブックマッチとは?

一枚板級の樹齢でありながら、その半分しか太くなれない木があります。
中身が詰まり、圧縮された分、木質は宝石のような美しさを誇ります。
しかしテーブルにするには径が足りません。

困った中世ヨーロッパの職人が、丸太の中心部分の板を2枚、本を開くように並べてみました。
すると、左右対称の美しい世界観が広がっていたのです。

 

その後、ブックマッチの世界観はアメリカを経由し、今現在、日本でも大きな地位を確立しつつあります。
即ち、一枚板を超える最高級のテーブルとしての存在です。

一本の丸太を木目が左右対称になるように切り出しても、のこぎりの厚み分(おがくずとして消える分)、左右対称が崩れてしまいます。
この左右対称における左右非対称をどう表現するかが、職人の思想の付け入る余地でもあります。

AREA original table

丸太から買付けされ高樹齢の材からつくりあげられるブックマッチテーブルや一枚板は、それぞれの成長の歴史が現れる、量産の利かない一点ものとなります。AREAでは、さまざまな樹種、サイズの天板をご用意しています。数ある中から一枚を選び、お好みの脚を合わせて、理想のダイニングを実現してみませんか?

大理石や御影石などの天然石や、ガラスを天板としたテーブル、カタログ表記外サイズでのオーダー製作(材料や搬入経路によりその制限は異なります)も承っています。フルオーダーデザインによる製作も可能ですので、お気軽にご相談ください。